”千葉を代表する右腕”が高卒6年で現役引退…2年目に一軍登板も伸び悩む
前ロッテの古谷 拓郎投手(習志野)が現役引退を表明した。 古谷は習志野時代、18年の千葉県を代表する投手として好投手として活躍。完成度の高い投球フォームから繰り出す140キロ前半のストレート、カーブ、スライダーを器用に投げ分ける投球が光った。 同年のドラフトでは6位指名を受け、1年目から二軍のローテーション入りし、6勝4敗、防御率5.04と期待を持てる内容を残した。プロ2年目では春先からアピールし、常時140キロ後半の速球を投げ込んで、順調に成長。 【一覧】2日までの戦力外・引退・移籍リスト 2年目は2試合登板し、6.1回を投げて7奪三振、防御率9.95だった。ただここから投球のバランスを崩し、22年に戦力外通告。23年から2年間は育成選手としてプレーし、今年は二軍で11試合で防御率4.44に終わり、戦力外通告を受けた。 11月14日のNPB12球団合同トライアウトに参加し、打者2人に投げて、左飛、四球で最速は143キロだった。