【パリパラ五輪】車いす陸上男子400メートルで岡山市の佐藤友祈選手が銀メダル【岡山】
8月28日に開幕したパリパラリンピック郷土勢の話題です。 岡山市を拠点に練習に励む、車いす陸上の佐藤友祈選手が400メートルで銀メダルを獲得しました。 佐藤友祈は車いす陸上T52クラスで3大会連続のパラリンピック出場。前回の東京大会では400メートルと1500メートルで金メダルを獲得しています。 日本時間の8月31日未明、小雨の中行われた男子400メートル決勝。序盤から勢いをつけ前に出る佐藤。しかし中盤、この種目で世界記録を持つベルギーのマクシム・キャラバンに追い越されます。 佐藤は最後の直線でくらいつきますが、マクシムを捉えることはできず、それでも56秒26の2位でフィニッシュし銀メダル。400メートル連覇とはなりませんでしたが3大会連続のメダル獲得です。 一方、8月30日のパラ・アーチェリー、コンパウンドの部門では倉敷市玉島支所の大江佑弥が出場。決勝ラウンドの1回戦でオーストラリアのジョナソン・ミルンと対戦しました。 矢を3回ずつ5セット放ち、合計150点満点で争われる決勝ラウンド、大江は142点と高得点を記録します。しかし、ジョナソンは5セット中4セットで満点を取り、147点を記録。初出場の大江は、惜しくも1回戦で敗退となりました。 車いす陸上の佐藤選手は9月6日未明にスタートする男子100メートルに出場し、金メダルを目指します。
岡山放送