立憲民主党、参院選の経済公約を発表(全文2)5年掛けて最賃を1300円に増額
中期的に目指す経済政策、全体像をビジョンとして示した
枝野:私、補足させていただくと、同じビジョンっていう名前を使っちゃったのが結果的にどうかなと思うんですが、今日取りまとめて発表させていただいているのは、われわれとして、もちろん選挙の前に間に合わせてほしいということがありましたが、立憲民主党としてこれから中期的に目指していく経済政策、全体像をビジョンとして示させていただいております。 目前に参議院選挙ございますので、そこでとにかく強くお訴えをして、そしてそこで訴えるということは、相対的には短期的に実行していきたいと思っていく話については、来週には全体としての選挙に向けたビジョンを打ち出させていただきますので、そこにどこがピックアップされているかというのを楽しみにお待ちいただければというふうに思います。 司会:ほかに。
国際経済に対するビジョンがあれば教えてほしい
NHK:NHKの【ヤマモト 00:36:31】です。国際経済に関しての【*** 00:36:31】をもうちょっと聞きたいなと思うんですけれども、消費不況を前提において賃金を上げていくんだっていう中で、今、グローバル経済を前提とした中で、じゃあその国際経済にどういうふうに関わっていくのかみたいな、そういう党としてのビジョンがもしあればちょっと教えていただきたいなというのがありまして。例えばGDPとか、経済圏の中でどういうふうに日本を位置付けていくのかとか、そういうビジョンみたいなものがもしあれば。 逢坂:われわれは国際協調しながら、人や物やお金、これがシームレスに動いていくということは否定はいたしておりませんけれども、いき過ぎた、いわゆる自由な経済ということによってマイナスもあるだろうというふうに思っておりますので、いき過ぎた国際経済の動きに対しては、やっぱりしっかりと注視していく必要がある。その意味で公正な通商関係と持続可能な国際社会ということがわれわれの考え方の1つです。 それからもう1つはGAFAですね。ここについてはやっぱり制度の十分ではないところがあろうということで、これは国際社会と協力しながら富の不公正な移転を防止していこうという考え方でございます。大きな方向感はそういうことです。 ただ、一方で輸出、こういったことについては前向きに取り組める分野もあるだろうと思っていますので、そこは積極的に取り組んでいきたいというふうに思います。 司会:はい。お願いします。 【書き起こし】立憲民主党、参院選の経済公約 全文3に続く