島田麻央、16歳の誕生日に笑顔「ピアスを開けたい。ネイルもしてみたい」12月の全日本選手権へ/フィギュア
フィギュアスケート女子の世界ジュニア女王、島田麻央(木下グループ)が16歳の誕生日を迎えた30日、京都・宇治市の木下アカデミー京都アイスアリーナで練習を公開。ショートプログラム(SP)の楽曲「Defying Gravity」をかけ、2回転アクセル、3回転フリップ、ルッツ-トーループの連続3回転をすべて成功させるなど、順調な調整ぶりを見せた。 【別カットでみる】16歳の誕生日を迎えた島田麻央 練習後は大好きなサンリオのキャラクター、ハンギョドンがあしらわれた特製バースデーケーキでお祝いしてもらい、笑顔に。「ピアスを開けてみたい。ネイルもしてみたい」と16歳の高校生らしい目標を明かした。 今季もフリーにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転トーループの大技を組み込み、ジュニア・グランプリ(GP)は第1戦ラトビア大会、第5戦ポーランド大会で連勝し、全7戦での総合ポイント上位6人で争うファイナルに進んだ。とくにポーランド大会ではフリー151・57点、合計224・68点をマークし、これはシニアの選手を含めても今季世界最高得点となっている。 今後は全日本ジュニア選手権(11月15-17日、広島)で4連覇に挑み、ジュニアGPファイナル(12月6-8日、フランス・グルノーブル)では史上初の3連覇、さらにシニアの全日本選手権(12月20-22日、大阪)では初優勝の期待がかかる。 「ジュニアだけど結果を残したい。SPにトリプルアクセルを入れたいし、フリーではステップシークエンスが入るので楽しみ。全日本で優勝したい思いはあるけど、意識せずに思い切りやりたい」と目標を掲げた。 SPで使用する「Defying Gravity」はミュージカル「ウィキッド」での名曲。8月下旬には劇団四季の公演を観劇し、「2階席まで伝わる表情。大きく表現しようと思いました」と刺激を受けた。16歳になった島田が、高いジャンプ技術に加え、表現力の向上も目指す。