【毎日書評】めまぐるしい時代の必須スキル「クエスチョン・シンキング」とは?
B:ほかの人への質問
目的:ほかの人への質問に対する気づきを高め、ほかの人への質問の量や質、意図に変化をもたらす。(9ページより) たとえば本書のストーリー内で、登場人物のジョセフは、主人公のベンが質問することの重要性を理解できるように手助けしています。 質問をする目的は: ・情報を集めるため ・理解や知識を得るため ・関係を構築、改善、維持するため ・聞いた内容を明確にし、確認するため ・創造性と確信性を刺激するため ・対立を解消し、協力体制をつくるため ・思いこみがないか探し、それを疑ってみるため ・目標を設定し、行動計画を立てるため ・新たな可能性を探究、発見、想像するため (9ページより) 大切なのは、質問と答えのおおよその割合はどのくらいか見極めること。質問よりも答えのほうが多い場合は質問を増やし、答えやアドバイスを減らすことで気づきが得られるようです。 もうひとつ心がけたいのは、ある質問がプライベートや仕事にポジティブな変化をもたらしたときのことを思い出してみること。それがどんな質問だったか、どんな結果だったか、どんな内容だったかを確認するわけです。(7ページより) 私たちは質問によって、学び、誰かとつながり、よい結果が出せるようになると述べています。そんな本書を活用すれば、質問を通じてビジネスをさらにブラッシュアップできるかもしれません。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: ディスカヴァー・トゥエンティワン
印南敦史