写真を撮って見せるだけ。Claude AIに「自宅の防災対策の正解」を教えてもらった
キッチンは改善点だらけ
次に、キッチンの防災対策についてClaudeに分析してもらいました。 良い点もいくつか挙げられたものの、圧倒的に多かったのは改善すべき点でした。 上部の棚に重いものや割れやすいものが置かれており、地震時に落下の危険があります。 棚や家電製品の固定が見られず、地震時に転倒する可能性があります。 通路や作業スペースに物が多く、避難時の妨げになる可能性があります。 明確な防災用品や非常用バッグが見当たりません。 ごもっとも…と言わんばかりの正論だらけですね。 では、キッチンをより安全な場所にするために、どのように改善すればいいのでしょうか? Claudeが提案した改善方法はコチラ。 重いものや割れやすいものは下段に移動させる 大型家電をL字金具などで固定する 食器棚の扉に耐震ラッチを取り付ける 飛散防止フィルムを貼ること 加えて、今週末にでも実行に移したいと思えるほど具体性のある改善案も提案してくれました。 冷蔵庫にマグネット式のLEDライトを付けておくと停電時に便利 災害時にも役立つ電子レンジや炊飯器を安全に使用するために、携帯発電機や蓄電池の準備を検討する キッチンラジオを設置する 除菌スプレーや使い捨て手袋などを常備しておく
就寝時の安全を確保
在宅中にもっとも長い時間を過ごしているのは寝室…という方も多いかもしれません。筆者も然りです。それだけに、ベッドまわりの防災対策は最優先事項。 Claudeからは、このようなアドバイスをもらいました。 整理整頓する 家具をL字金具で壁に固定する 本棚に転倒防止器具や滑り止めを設置して本の落下を防ぐ 部屋の出入口付近に避難用のスリッパや懐中電灯を配置する そして、先ほど同様にClaudeにお礼をしてみたところ、さらに踏み込んだ内容の改善方法が提示されました。 デジタルデータの保護:パソコンやデジタル機器が見られますので、重要なデータのバックアップを定期的に行い、クラウドストレージなどにも保存することをおすすめします。 多機能な備品の活用:デスクライトは可動式のものを選び、停電時に懐中電灯として使用できるようにするのも良いアイデアです。 緊急時の通信手段:スマートフォンの充電器や携帯バッテリーを常に手の届く場所に保管し、緊急時の通信手段を確保しましょう。 知識の更新:本棚に防災関連の書籍を加え、定期的に読み返すことで、最新の防災知識を身につけることができます。 個人の健康管理:必要な薬やメガネなどを含む個人用の非常袋を作成し、すぐに持ち出せる場所に保管しましょう。 コミュニティとの連携:壁に地域の避難所マップや緊急連絡先リストを貼っておくと、いざというときに役立ちます。 心の準備:防災対策は物理的な準備だけでなく、心の準備も重要です。時々、災害時のシナリオをイメージし、冷静に対応できるよう心の準備をしておくことも大切です。 なるほど! と思える提案ばかり。 特に、デジタルデータの保護・緊急時の通信手段の確保・個人の健康管理に関しては盲点だったので、AIの客観性が大きな気づきを与えてくれました。