生成AI成長加速で注目の電力設備投資関連6銘柄
電子情報技術産業協会は生成AIの2030年の国内市場規模を23年の15倍、1兆7774億円と予想している。データセンターなどでの計算量と消費電力量は比例するということで、電力設備投資関連に注目だ。 まずは旧昭和電線HDのSWCC(5805)に注目。総合電線・ケーブル大手で電力インフラ系に強み発揮。データセンター市場や洋上風力発電の拡大などが追い風。次は重電大手の富士電機(6504)。電力設備関連で変電・送電システムに強みを持つ。データセンターや工場向けで大口案件も獲得。 変圧器、受変電システムなど電力機器大手のダイヘン(6622)も有力。データセンター向け蓄電池など電力機器の需要が増加中だ。また再生可能エネ発電所のEPC(設計・調達・施工)や自社所有発電所での電力供給を展開しているテスホールディングス(5074)は電力系統用蓄電所の開発を促進している。 関西地盤の電力設備工事会社のダイダン(1980)はデータセンター案件が拡大。九州地盤の電力設備工事企業の九電工(1959)は半導体製造関連など大型案件の受注が増勢だ。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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