夏と冬が共存する日本列島 次の日曜日は北海道の平地でも雪の可能性 2週間天気
この先は、天気と気温の変化が大きくなるでしょう。半袖が活躍するほど暑い地域が多くありますが、次の日曜日には、北海道の平地で雪の降る可能性があります。一日の気温の変化だけでなく、日々の寒暖差も大きくなりますので、体調管理にご注意ください。
1週目14日~20日 北海道の平地でも雪が降る?
この先は、季節の進み方が地域によって違ってくるでしょう。昼間は半袖がまだまだ活躍する所がある一方、北海道では雪のシーズンに突入しそうです。では、この先2週間の天気や気温を詳しく見ていきましょう。 明日14日(月:スポーツの日)は、日本列島を覆っていた高気圧が東に移動し、湿った空気や気圧の谷の影響を西の地域ほど受けやすくなる見込みです。日中は晴れて連休最終日もお出かけ日和の所が多くなりますが、九州を中心に昼ごろから雨の降る所があるでしょう。 明後日15日(火)は、日本海から前線が近づき、九州から近畿は、雨が降りそうです。北海道も別の気圧の谷の影響で、天気は下り坂で夕方以降に雨が降り出すでしょう。この前線や気圧の谷は16日(水)には、北海道から九州を通過するため、広い範囲で傘の出番となりそうです。前線が通過するタイミングで雷雨や雨脚が強まる所もあるでしょう。 17日(木)には、移動性の高気圧が日本付近を覆い、各地で秋晴れが戻ってくるでしょう。18日(金)も、引き続き高気圧に覆われる所が多いものの、天気の変化は早く、九州では雨の所がありそうです。 19日(土)は、前線を伴った低気圧が北海道を通過する見込みです。北海道から九州の広い範囲で雨が降り、北海道から北陸付近を中心に荒れた天気になる可能性もあります。この低気圧が通過後に、北海道や東北北部の上空には、平地でも雪を降らせるような寒気が流れ込むでしょう。上の図は20日(日)朝の北海道付近の天気の予想ですが、大雪山系など標高の高い所は雪、平地でも「みぞれ」となっています。車での峠越えなどは、冬用のタイヤが必須で、平地でも準備が必要となるでしょう。 最高気温は、平年より高い所が多く、関東から九州、沖縄は25℃以上の日が多い予想です。名古屋や大阪、福岡では、30℃に迫る日もあるでしょう。スポーツの秋で運動を楽しむ方、運動会の練習などを予定されている方は熱中症には注意してください。ただ、朝晩は肌寒くなり、一日の気温の変化が10℃以上の所も多くなりそうです。また、雪の降る可能性のある北海道では20日(日)は、昼間でもコートが手放せないほど寒くなるでしょう。