【プレシーズンマッチ】ブラックラムズが最終戦を勝利で飾る。南アフリカ代表アレンゼはダイナボアーズで実戦デビュー。
■PSM・12月7日@駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京) 【BR東京 26-19 相模原DB 】 両チームとも今秋の代表活動に参加していたプレーヤーが実戦復帰した。リコーブラックラムズ東京はSO中楠一期とCTB池田悠希が、三菱重工相模原ダイナボアーズもHO李承爀とLOエピネリ・ウルイヴァイティがスターティングXVに名を連ね日本代表遠征から帰国後初めてのプレシーズンマッチに臨んだ。さらに今季から相模原DBに加入する南アフリカ代表カート=リー・アレンゼはFBで先発出場した。 前半6分、相模原DBのWTB小泉怜史がFBカート=リー・アレンゼを経由したパスから左大外に飛び込み先制トライを奪うと、直後の10分にBR東京のCTB池田悠希が左中間のゴールラインを割りSO中楠一期のコンバージョンも決めて逆転、2点のリードを奪う。(7-5) 18分にCTBトニシオ・バイフがモールから抜けてインゴールを陥れ、SOジェームス・グレイソンのゴールも成功し再びリードは相模原DBへ。その後31分に50:22のラインアウトを起点にNO8ネイサン・ヒューズが中央にトライ(G)をマークし14-12のBR東京リードで前半を終える。 BR東京はハーフタイム後も勢いを保つ。後半6分にラインアウトモールからトライを奪うと、22分に左サイドを抜けたネイサン・ヒューズが2本目のトライ(G)をマークしリードを14点に広げる。(26-12) 相模原DBは36分にフェーズを重ねてLOジャクソン・ヘモポがポール左に飛び込み反撃のトライ(G)を決め、フルタイムに。BR東京が26-19で今季最後のプレシーズンマッチを勝利で飾った。 BR東京のタンバイ・マットソンHCは「ドレスリハーサル(通し稽古)としての結果には満足している」と手応えを語った。試合後、今季からBR東京に加入するニュージーランド代表SH TJ・ペレナラの記者会見がファンの前でおこなわれた。