今年1年笑い飛ばす奇祭「お笑い神事」新年の幸福も願う 東大阪・枚岡神社
今年1年の出来事を笑いとばし、新年の幸福を願う年末恒例の奇祭「注連縄掛(しめかけ)神事(お笑い神事)」が23日、河内国一之宮で知られる大阪府東大阪市の枚岡(ひらおか)神社で営まれた。中東弘宮司(83)が「アーハッハー」と笑う声に続いて、参道に集まった大勢の参拝客らが一斉に約20分間笑い続けた。 この神事は、張り替えた注連縄(しめなわ)の前で笑う同市の無形民俗文化財。洞窟にこもった天照大神(あまてらすおおみかみ)を神々が大笑いで誘い出した神話にちなむ。神事のもようは同神社の公式ユーチューブで視聴できる。