【千葉ロッテ】ドラフト1位・西川史礁「本塁打王に」 新入団選手たちが決意
千葉ロッテは4日、東京都内のロッテ本社で新入団選手発表会を行い、育成を含め9選手がルーキーイヤーの目標やアピールポイントを語った。ドラフト1位の西川史礁外野手(青学大)は「フルスイングと積極性を見てほしい。本塁打王を取れれば」と意気込み、広角に打ち分ける打力が自慢の2位、宮崎竜成内野手(ヤマハ)は「持ち前の明るさで、将来はコアラのマーチのようにたくさんの人に愛される選手になりたい」。同席した吉井理人監督は「チームメートとして一緒に強くなっていきましょう」と激励した。
縦じまのユニホームに袖を通し、西川は「一員になれた実感がわいた」。2桁本塁打、新人王を目指しプロ1年目に挑む。 青学大では3年時に定位置を獲得し主砲に座った。3、4年春に東都大学リーグのMVPとベストナインを獲得。3月にはプロに交じり「侍ジャパン」にメンバー入りして日の丸を背負った。右の長距離砲に吉井監督は「長打力不足がいつもチームの弱点だと言われているので期待している」と力を込める。 背番号は井口資仁前監督や三冠王に輝いた落合博満氏ら偉大な先輩が背負った「6」を託された。意気に感じつつ「ロッテの6番といえば西川と言ってもらえるような活躍をしたい」と思い描いた。