【箱根駅伝】城西大エース・斎藤将也 山上り5区で区間3位の激走「自分のセンスに任せて走った」
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)、城西大が往路7位でゴールし、エースの斎藤将也(3年)が初出走の5区で区間3位と奮闘した。 斎藤は前回大会の2区で区間8位の好走。おととし11月の「激坂最速王決定戦」で、5区で2年連続区間新記録をマークした山本唯翔(現SUBARU)に約1分差をつけて優勝しており、山上りの適正は十分だ。 今朝、その山本からラインで「時計は気にせず全力でいけ」とゲキを飛ばされた。5区は青学大の若林宏樹(4年)が区間新記録の走りで、逆転Vのゴールテープを切った。 レース後に斎藤は「自分のスタイルで時計を気にすることなく、もうキツくても頑張るだけだった。上りは感覚なので特には(対策)せずに、準備期間も少なかったので、自分のセンスに任せて走った」と納得の表情を浮かべた。 同大のチーム目標は総合4位以上で、往路終了時点で4位・駒大との差は約2分半となっている。斎藤は「この貯金でなんとか。前は見えるので。目標は4位以上なので、少しでも前に行ってくれれば」とチームメイトにエールを送った。
東スポWEB