米LCC、同業買収断念 ジェットブルー航空
【ニューヨーク共同】米格安航空会社(LCC)のジェットブルー航空は4日、同業のスピリット航空の買収を取りやめると発表した。7月24日の契約期限までに規制当局などの承認を得る見込みがないためという。 ジェットブルーによると、契約解消に伴い同社はスピリットに6900万ドル(約104億円)を支払う。ジェットブルーのジェラハティ最高経営責任者(CEO)は声明で「独立して前進する方が両社の利益に資すると判断した」と説明した。 ジェットブルーは2022年7月にスピリットを38億ドルで買収すると発表。米メディアによると米航空業界で5位の規模となる計画だった。