“世紀の技術力”が実現した、直火炊き並みの香ばしさを実現する炊飯器!
〈炊飯器〉 Tiger Donabe Gohobi-Daki JRX-G100(タイガー魔法瓶 土鍋ご泡火炊き JRX-G100)
タイガー魔法瓶は昨年、創業100周年を迎えた。記念モデルとして、同社ならではの本土鍋の内なべと、底面に新開発の2層IHコイル構造を採用し、炊飯時の温度を約300℃まで高めることに成功した炊飯器、「土鍋ご泡火炊き JRX型」を発売した。熱制御技術の集大成とも言える一台は、まさに珠玉の出来映えだった。そんなタイガー魔法瓶が「101年目の本気」をキャッチフレーズにさらなる高みを目指して打ち出したのが「JRX -G100/G060」だ。2つの品番があるのは炊飯容量だけを少なくした一回り小さいものも用意しているから。少子高齢化に合わせ、どんな人にも最高のごはんを食べる幸せを体験してほしいという思いが込められている。 【画像を見る】本土鍋にこだわった最上位モデル!? 集大成とも言える、珠玉のの一台。 2006年からつくり続けている土鍋炊飯器だが、内なべは三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を使用。乾燥後に焼成を3度繰り返すことで寸法の精度を高め、強度も備えた土鍋になる。新モデルでは鉄・コバルトを含む遠赤釉薬と火山灰を原料とした素材を練り込むことで、高火力のIHの効果を最大化してごはんの甘みと粒立ちをさらに引き出した。料亭で味わう直火で炊いた土鍋ごはんのような香ばしさも格別だ。 内なべ底面の波紋形状によって発生する細かく均一な泡立ちがお米を包み、激しい対流でもお米の表面を傷つけにくいところもおいしさの重要なポイント。旨味成分であるデンプンを閉じ込めることができるため、表面がつややかでもっちりとした食感に炊きあがるのだ。70種類の銘柄巧み炊きわけやコシヒカリの産地別炊きわけなど、お米に合わせた炊きわけ機能も見逃せない。もうこれが最終の、完成形でいいのではと思わせる仕上がりなのだ。
イラスト:信濃八太郎 編集:一ノ瀬 伸