4人に1人がスープを飲み干す高山ラーメンとは!?地元民に聞いた「高山のここ行け!ベスト5」を発表!
長く愛される「肉玉子焼そば」!古い町並にはテイクアウトグルメも豊富!
「高山のここ行け!ベスト5」!第3位は「ちとせ」。 創業64年、平日でも地元民で満席になる地域密着の食堂です。人気メニューの焼きそばは、その日に打った自家製麺だけを使用することで、モチモチの食感になるそう。 製造会社が違う3種類のソースを混ぜて使うのは、誰でも親しみやすい味にするため。一番人気は玉子と豚肉をのせた「肉玉子焼そば」!昔から愛されるどこか懐かしい地元民の味です。ゲストの高山出身・清水ミチコさんによると、地元民は半熟の玉子を麺と絡めて食べるとのこと。 「高山のここ行け!ベスト5」!第2位は「古い町並」。 江戸時代の城下町の佇まいを今に残す高山の鉄板町歩きスポット。テイクアウトのお店もたくさんあって、食べ歩きも楽しめます。 飛騨牛にぎり寿司「坂口屋」は、週末になると行列ができる人気店。最初にテイクアウト用の飛騨牛にぎりを始めたお店で、1日に500人前売れることもあるのだとか!A5等級の飛騨牛を炙ることで上質な脂のうま味を引き立たせ、甘辛の醤油だれとわさびで味付け。トモサンカクという1頭からわずかしかとれない部位を使い、持ち運べるようにおせんべいのお皿で提供しています。
あっさり、シンプル!高山ラーメン発祥の店!
「高山のここ行け!ベスト5」!第1位は、100人中31人がオススメした「高山ラーメン」! あっさりした醤油スープに、細ちぢれ麺、具はチャーシューやメンマ、ネギなど、シンプルな昔ながらの中華そばです。 高山市内中心部は、約20店舗がひしめく"高山ラーメン激戦区"!その中でも地元民のオススメが、創業86年の「まさごそば」。もともと屋台から始まった高山ラーメン発祥のお店です。昔から大人気でしたが、店舗営業となった現在でも、開店前にお店の周りに沿って、ぐるりと60人以上の行列ができるほど。 地元民イチオシの「中華そば」は、創業当時の味を守り続けるシンプルな見た目の"ザ・高山ラーメン"。サッパリしていて最後まで飲み干せるスープは、80年以上ほとんど変わらない味。この味を求めて全国からお客さんが集まります。 スープ作りは、お店に出す前日の早朝6時からスタート。まずは、巨大な高火力鍋でダシ作り。甘みを出すためにニンジン、玉ねぎなど地元産の野菜を、コクを出すためにイワシ、サバ、カツオ、ムロアジの魚介の削り節を入れ、色が茶色くなるまで3時間煮込んでいきます。続いて、コクやとろみを出すための大量の豚骨を約4時間煮込みます。これで、前日の仕込みは終了。 翌日、開店1時間前の午前10時過ぎ。前日にお店で出していた残りのスープに、寝かせていた豚骨と野菜のダシを入れ、さらに濃い口醤油をたっぷり使ったチャーシューの煮汁を加えます。一般的な醤油ラーメンは、提供直前に丼の中で醤油のタレとダシを混ぜてスープを完成させますが、「まさごそば」では醬油もダシも事前に一つの寸胴で全て混ぜ合わせて煮込んでいるそうです。 (まさごそば3代目店主・坂口健司さん) 「昨日のスープは、一晩経つと醤油がなじんでコクのある熟成スープになります。すべてを一緒に煮込むことで、醤油の角が取れて、まろやかになる」 皆さんも高山市を訪れた際には、「高山のここ行け!ベスト5」を巡ってみては? CBCテレビ『デララバ』2024年10月9日(水)放送
CBCテレビ