夏休みに行きたい、アート&デザインの展覧会おすすめ10
カルダー:そよぐ、感じる、日本(東京・虎ノ門)
約35年ぶりとなるアレクサンダー・カルダー(1898-1976)の東京での個展が、麻布台ヒルズ ギャラリーで開催中だ。そのテーマは「カルダーの芸術作品における、日本の伝統や美意識との永続的な共鳴」。 会場には、カルダーの代表作であるモビールをはじめ、油彩画、ドローイングなどカルダー財団が所有する1920年代から70年代までの作品約100点が集結。会場構成は、ニューヨークを拠点に活動する建築家、ステファニー後藤によるもの。木材や和紙、しっくいといった日本建築の特徴的な素材を採用した空間も見どころの1つだ。 カルダー:そよぐ、感じる、日本 会期/~9月6日(金) ※休館日 8月6日(火) 会場/麻布台ヒルズ ギャラリー 住所/東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階 開館時間/月・火・水・木・日 10:00~18:00(最終入館 17:30) 金・土・祝前日 10:00~19:00(最終入館 18:30) 休館日/8月6日(火)
織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム(東京・新橋)
デンマークを代表するデザイナー、ポール・ケアホルム(1929-1980)の日本初の本格的な展覧会がパナソニック汐留美術館で開催中だ。 椅子研究家として知られる織田憲嗣が長年にわたり収集した家具約50点が並ぶ本展の会場構成を手掛けたのは、建築家の田根剛。それぞれの作品の構造やディテールに焦点を当てるとともに、収集家である織田の視線を通したケアホルム像を浮かび上がらせている。ケアホルムの椅子に座ることができるコーナーもあり、名作を見て、体感することができる贅沢な展覧会となっている。 織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム 会期/~9月16日(月・祝) 会場/パナソニック汐留美術館 住所/東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階 開館時間/10:00~18:00(入館は17:30まで) 休館日/水曜日、8月13日(火)~16日(金) ※ただし9月11日(水)は開館 ※8月2日(金)、9月6日(金)、9月13日(金)、9月14日(土)は夜間開催を実施(入館は~19:30まで)