2024年のファッション界を総括! 2024年に最も記憶に残ったファッションモーメント【2024後半編】
2024年は、“革命”と呼べるようなファッションを数多く目にした年だった。ランウェイからレッドカーペットまで、あらゆるルックがこれまでの常識をくつがえし、多様性を称え、スタイリッシュであることの意味を再定義したといえるだろう。 【写真】なんでこれをセレクト⁉ セレブのやりすぎファッション24連発 ここでは、2024年に最も記憶に残ったファッションモーメントをご紹介。一年を振り返りながら、チェックしてみて。 From TOWN&COUNTRY
2024年7月:世紀の結婚式
結婚式はどんなときも、喜びに満ちたお祝いとなる。アジア随一の富豪とも呼ばれるインドのムケシュ・アンバニの御曹司、アナント・アンバニ(左)と、ラディカ・マーチャント(右)の結婚式もその例外ではない。 6日間におよぶ結婚祝賀イベントには、世界中から2000人を超える招待客が出席。マーク・ザッカーバーグやキム・カーダシアン、プリヤンカー・チョープラー、ジョン・シナ、ニッキー・ヒルトン=ロスチャイルドといった名だたるセレブも参加し、ジャスティン・ビーバーはギャラ1000万ドル(約16億円)でライブパフォーマンスを披露するなど、その豪華さも話題となった。
2024年8月:“ブラット・サマー”トレンド
2024年はチャーリーXCXの影響で“ブラット・サマー”のトレンドが大流行。インパクトのある色やデザインのファッションや、 周囲を気にしないマインドセットをマネする人が続出した。 彼女の6枚目のスタジオアルバム『ブラット』は、音楽界を超えて社会現象となり、さまざまな分野へと波及。アルバムのジャケットにも起用されたアシッドグリーンは、夏のトレンドカラーにもなった。
2024年9月:「ラルフ ローレン」がハンプトンでコレクション披露
アメリカ人デザイナーによるブランド、「ラルフ ローレン」は、NYの街中から3時間近くかかるブリッジハンプトンで、2025年春夏コレクションを披露。約19エーカーもの馬牧場にゲストを招き、トレンドの「オールドマネー」のスタイルを表現した。
2024年9月:スタイリスト、ダニエル・ゴールドバーグの功績
2024年は、スタイリストのダニエル・ゴールドバーグの功績も目立った年だった。今をときめくハリウッドスターたちのスタイリングを手がけ、彼女らをファッション界の“イットガール”へと押し上げてきたダニエル。 担当するセレブは、シアーシャ・ローナンやグレタ・リー、ローラ・ハリアー、そして2024年9月に行われたエミー賞授賞式で「ボッテガ・ヴェネタ」のドレスを見事に着こなしたアヨ・エデビリ(写真)など。