ロッテ・石川柊 母校で2025年始動 新天地&パパ「感謝の1年に」
国内FA権を行使してソフトバンクからロッテに移籍した石川柊が3日、母校の創価大グラウンドでヤクルト・小川、巨人・門脇、日本ハム・田中正と合同練習を行い、新天地で迎えた2025年のスタートを切った。 ウオーミングアップ、ストレッチの後、小川とキャッチボール。さらに軽いノックを受け、最後はポール間を走った。年末から休まずに体は動かしていたというが、「やっぱり気持ち新たにっていう感覚になるんで、1月1日とか、年越しの時とか思うところはありますけど、この集まりで1年の流れが始まるっていうスイッチはありますね」と意義を強調した。 33歳の誕生日だった昨年12月27日には、妻でタレントの大場美奈さんが第1子の妊娠を公表。パパになる右腕は「今年は、いろいろな意味で状況も変わるんで、楽しみですよね。その中で、環境に自分がどう反応して、どう対応していくか、また新しい自分とか、成長できる自分を見れ見れたりするんで。人として成長していけるような環境に感謝して戦っていきたい」と意気込んだ。すでに、パパとしての自覚も十分で、妊娠や育児を知り、美奈夫人をサポートできるように、パパ専用のアプリ「パ パninaru」をスマホに入れているという。 移籍や夫人の妊娠を通じて「いろんな人が携わってくれていることを改めて感じた」という石川柊は、2025年を「恩返しの1年」と位置付ける。「1年目だからこそ、いろんな人に感謝して恩返しできるような、恩を仇で返すことのないように、野球の内容もそうですし、人としてもそういったところを大事にする1年にしていきたい」と話した。