脇元華がコースレコードタイでトップ! 開幕戦以来の西郷の調子は? プロが「TOTOジャパンクラシック」の初日をレポート
プレーを見ていても、いつも通りかいつもよりも楽しそうにプレーする姿にまだスコアを伸ばしそうだと感じた通り、最終9番ホールではチップインバーディを決め63のビッグスコアで初日を終えました。
2打差2位の元世界ランク1位のコ・ジンヨン選手は、前半を1バーディで折り返すと後半は小気味よいプレーで6つのバーディを奪い7バーディノーボギーと手強い選手が初日を好スコアで終えています。そして6アンダーで3位タイのリン・グラント選手は、2年前の今大会で3日目、4日目に67を並べ3位に入っている選手です。
スウェーデン出身ですがアリゾナ州立大に進んだ後に欧州女子ツアーから米女子ツアーへとステップアップし今季は初優勝を挙げています。左手をストロンググリップで握り、フェースを開かずに上げ体のターンで打つスウィングで飛距離も魅力の選手です。 「プラン通りにプレーできたのでストレスがなかった」といいます。そのプランを聞くと 「2年前にプレーした時の良い思い出があります。このコースはフェアウェイが狭くて、ドライバーが鍵になってきます。ティーイングエリアに立った時に、ショットに集中する必要があります。グリーンの傾斜が奥から手前に下っているのでピンの手前に落とすようにして、上りのパットを心がけました。各ホール、シンプルなプランを立ててその通りにプレーしようと思いました」 とラウンド後の会見で話しました。明日は雨の予報なので飛距離のある選手が有利になるような気がします。 写真/中村修
プロゴルファー・中村修