【新NISA】月5万円を20年間積み立てたら資産はどうなる?利回り1%・3%・8%でシミュレーション!
新NISAの開始から早くも1年が経とうとしています。 今年から積立投資を始めた初心者の方は、なんとなく運用のイメージを掴めてきたところではないでしょうか。 ◆【シミュレーション結果を見る】月5万円を20年間積み立てたらいくらになる? 一方で、積立投資に興味はあるものの、なかなか手を出せずにいる方もいると思います。 そこで今回は、運用のイメージを掴みやすいよう、新NISAでの積立投資シミュレーションを行いました。 新NISAで積立投資を行うメリットや注意点も確認しつつ、老後対策のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAで積立投資を行うメリット
まずは、新NISAを活用して積立投資を行うメリットについて解説します。 ●非課税で運用できる 通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、新NISAを利用すれば運用益が非課税になります。 運用益がそのまま手元に残るので、同じ投資金額なら新NISAを利用したほうが投資効率が良くなります。 ●リスクを抑えられる 積立投資は、毎月一定額ずつ、長期間積み立てていく手法です。 ドル・コスト平均法によって購入価格が平均化されるので、価格変動のリスクを抑える効果があります。 また、積み立てる資産を分散することでさらにリスクを抑えられるので、比較的安定した運用結果が期待できます。 ●複利効果が期待できる 投資で得た運用益を再投資することで、その運用益にもさらに利益が乗る「複利効果」が期待できます。 積立期間が長ければ長いほど複利効果が大きくなるため、なるべく長期間積み立てることが大切です。
新NISAで積立投資を行う際の注意点
以下のような注意点も押さえておきましょう。 ●短期売買は避ける 保有商品の値動きが良くないなどの理由で、途中で売却したり、積み立てをやめたりするのは避けましょう。 タイミングによっては損失が発生するばかりか、積立投資のメリットを享受できません。 積立投資は長期的な視点で行うことが重要です。 ●分散し過ぎない 積み立てる商品の種類を増やせばリスクを抑えられますが、その分リターンも小さくなります。 特に、投資信託は複数の資産や銘柄に分散投資する商品なので、過度な分散は必要ありません。 ●最終的に損失が出る可能性がある 前述のとおり「長期・積立・分散」を意識した投資なら比較的安定した運用成果が期待できますが、必ずしも利益を得られるわけではありません。 売却するタイミングで相場が急落している場合など、積立元本を下回る可能性もあることを十分に理解しておきましょう。