盛岡市の「ハウジングサポート」破産申請へ 負債総額は3億2000万円 岩手県
木造建築工事業を営んでいた岩手県盛岡市の「ハウジングサポート」が、2024年11月に事業を停止し破産申請を行うことが分かりました。 負債総額は3億2000万円に上っています。 東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、「ハウジングサポート」は2006年12月に盛岡市に設立された会社で、オリジナルの無垢素材を使用したデザインハウスが人気となるなど着実に知名度を高め、ピーク時の2014年11月期には、約4億5000万円の売上高を確保しました。 しかし、市況悪化の影響から減収が続き、慢性的な赤字体質となって資金繰りが逼迫。 同業他社との競合激化や、資材の高騰などで業績悪化に歯止めがかからず、2023年11月期の売上高は2億8095万円まで落ち込み、1408万円の最終損失を計上、2億6479万円の債務超過に陥っていました。 資金繰りが改善せず、事業継続は困難だとして、今回の措置に至ったということです。 負債総額は判明している2023年11月期時点で、約3億2000万円に上っています。
岩手めんこいテレビ