侍ジャパン・井端監督、野球教室でうれしい再会 昨年は野球未経験だったトランポリン少年から「野球チームに入ったと報告」
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が8日、さいたま市内で行われた「NXグループ×侍ジャパン野球教室」に吉見一起投手コーチ(40)とともに参加。昨年に続いてやってきたこの野球教室で、うれしい出来事があった。 「『おっ、去年もいた?』って言ったら、『野球チームに入りました』と」。昨年の参加者で、トランポリンをやっている野球未経験の子がいた。運動神経は抜群。井端監督はその時、「野球やろうよ」と勧めたのだが、トランポリンの少年はその野球教室をきっかけにチームに入り、この日、1年ぶりに再会となった。「野球チームに入ったという報告を受けて、すごくうれしい」と語った指揮官は「やり始めて1年。だいぶうまくなっている。何年も野球をやっているような感じを受けましたね。運動能力がある子かなと思います」と目を細めた。 約100人の参加者へ向けても「1人でも多く、野球を長くやってほしい」とのメッセージを発した。野球をやっていない子は、こうした機会もきっかけに野球を好きになり、やってくれたらうれしい。そして、始めたばかりの子もずっとやっている子も、1年でも長く野球を続けてほしい。それが井端監督の願いだ。
中日スポーツ