名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、日本代表ジョシュ・ホーキンソンがいるSR渋谷に競り勝つ オーバータイムの激戦制し2024年連勝締め
◇29日 りそなB1リーグ第15節 名古屋D77―75SR渋谷(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は2024年を連勝で締めくくった。オーバータイム(延長戦)の末、同じ中地区で日本代表のジョシュ・ホーキンソンを擁するSR渋谷に競り勝ち、今季成績を14勝12敗とした。 第1クオーター(Q)は相手にややリードを許した。SR渋谷のジョシュ・ホーキンソンが前日は12得点だったが、この日は1Qのみで2本の3点シュートを含む10得点をマーク。 名古屋Dは今村佳太の3点シュートや中東泰斗、佐藤卓磨、ルーク・メイのセットオフェンスなどで得点し、15―18と食らいついた。 第2Qは佐藤卓磨の3点シュートで幕開け。齋藤拓実、ルーク・メイを中心に得点を重ねていくと、ザイラン・チータムとスコット・エサトンの連係も光り、37―39で前半を終えた。 ハーフタイム明けの第3Qは序盤に今村のアシストでエサトンが連続得点。さらに、齋藤のパスからエサトンが豪快にアリウープを決めた。一進一退の攻防が続いた中、終盤に齋藤が技ありのショットを沈めて、53―51点で第4Qへ突入した。 2点リードで迎えた第4Qの中盤には、メイが3点シュートを立て続けに沈めて、2桁得点差をつけた。勝負がついたかと思われたが、ここから相手の猛攻にあい、69―69の同点でオーバータイムに入った。オーバータイムでは、勝負どころでチータムがフリースローを沈め、さらに齋藤の3点シュートで得点。最後は2点差で逃げ切った。 次戦は1月4日にドルフィンズアリーナで東地区の上位につけている群馬と対戦する。
中日スポーツ