iOS 18で追加された基本アプリの、地味だけど便利な機能5選
3. カレンダーからのリマインダー操作
「カレンダー」アプリでイベントを記入する際に、iOS 18では直接「リマインダー」として、タスクを登録できるようになりました。 まず「カレンダー」アプリを起動して、通常通り新規イベントを登録する手順で操作します。 続いて、上部のタブで「リマインダー」を選択。タスク名を入力し、登録するリストなどを指定すればOKです。 また、登録したタスクには、カレンダー上で丸いアイコンが表示されます。これをタップすると、タスクをチェックした状態に。 従来は「リマインダー」アプリからのタスクを登録し、日時を登録するといった手順がわりと億劫でしたが、カレンダーアプリと統合されたことでかなり使い勝手が良くなったと感じます。
4. メッセージの予約送信
「メール」の予約送信は2022年にリリースされたiOS 16ですでに追加されていましたが、iOS 18ではさらに「メッセージ」でも予約送信が可能に。 メッセージのテキストを入力後、左側にある「+」ボタンをタップ。メニューから「後で送信」を選択しましょう。これで送信時刻をドラムロールで指定できます。 日々の業務連絡にメッセージを使う企業や、家族や友人との連絡にメッセージが欠かせない方ならば、嬉しい新機能かもしれません。
5. Safariで煩わしい項目を非表示に
Safariでは、「気を逸らす項目を非表示」という機能が追加されました。この機能では、選択した広告や記事のプレビューを丸ごと非表示にできます。 まず、アドレスバーの左端にあるアイコンをタップして「気を逸らす項目を非表示」を選択。これで同機能が有効になるので、非表示にしたい項目を選択して、「非表示」をタップ。操作が完了したら右下の「完了」をタップしましょう。 なお、何かを非表示にした後には、先ほどのメニュー欄に「非表示の項目を表示」という欄が現れます。ここから操作すると、一度非表示にした項目を再表示することも可能です。 新OSが出てくると、どうしてもその世代の看板機能に目が行きがちですが、むしろこうした細かい新機能こそ面白いものです。ぜひお手元の端末でも、こちらの5つの機能を試しつつ、主要なアップデートのポイントのうち、何が使えるようになっているかをチェックしてみてくださいね。
<文/井上 晃>