AKB48 17期生橋本恵理子「全国の小学生で一番AKB48を好きな自信があって、オーディションを受けたんですけど、年齢制限で不合格でした」【連載 なんで令和にAKB48?】
――神対応ですね。その頃からアイドルになりたいって思ってたの? 橋本 これになりたいって、長く続いたのはあまりなかったんですけど、AKB48は見た瞬間から自分もその中に入りたいって思いました。 ――大阪だったらNMB48もありますよね。 橋本 でも初めて好きになったのがAKB48なので、AKB48に入りたいなって思いました。 ――ドラフト3期生オーディションに嘘をついて応募したらしいじゃないですか。 橋本 そうなんです(笑)。当時小5だったんですけど、応募要項に2006年4月1日生まれまでの人しか受けられないとあって、私は2006年の4月16日生まれだったんです。でも私は、全国の小学生の中でAKB48のことを1番好きな自信があって。15日ぐらいの違いだったら、大丈夫じゃないかなと思って、応募したんですよ。 そしたら、書類を一回通過して。でも、「4月16日生まれって書いてあるけど、本当ですか」って確認のメールが来たんですね、それで「本当です」って返したら、今回は4月1日までなので、すみませんって。 ――ダメだったんですね。そこからコロナ禍もあって、4年ぐらいオーディションがなかったんですよね。 橋本 そうなんです。中3になって、もう私立高校の受験をするあたりで、AKB48の17期生オーディションが発表されたんです。ずっと受けたかったし、高校生になっちゃうと、ダンスのスキルとかもないと、厳しいだろうなと思ったので、今すぐ受けようって。 ――何か対策はしました? 橋本 みんなから足が細いって言ってもらえることが多くて、お母さんもそれを見せた方がいいよって言ったので、ダンス審査で、ひとりだけバレーのズボンを履いて受けてました。真冬で寒かったですけど。 ――オーディションで覚えてることってありますか。 橋本 たぶんオーディションを受けてたコの中で一番緊張してた自信があります。最終審査は10人ずつやるんですけど、同じグループに太田有紀ちゃんとか水島美結ちゃんがいて、特に太田有紀ちゃんの歌がすごい上手だったんですよ。 オーディションって、みんな緊張するだろうから、歌をバリバリ上手に歌える人なんていないかなと思ってたんです。そしたら太田有紀ちゃんが『雪の華』をすごく上手に歌っていて、この後なのにどうしようって、震えました。でも、ダンス審査は『大声ダイヤモンド』で、昔から映像を見ながら振りコピしてたので、なんとか踊れました。 ――オタクが役に立ったわけですね。受かってどうでしたか。 橋本 小学生の時からAKB48になりたかったんですけど、高校1年生のタイミングでなれて、すごく嬉しかったですし、今すぐに東京へ行ってAKB48の活動をしたいって思いました。(後編に続く) 【連載「なんで令和にAKB48?」は木曜日更新。初選抜の思い出や、これからの夢を語る後編は11月13日公開!】 ●AKB482005年(平成17年)12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。2022年(令和4年)5月4日に17期生、2023年4月9日に18期生、2024年3月17日に19期生がデビュー。AKB48 64thシングル『恋 詰んじゃった』が絶賛発売中! 最新情報は公式ホームページをチェック ●橋本恵理子(はしもと・えりこ)2006年4月16日生まれ 大阪府出身身長156cm 血液型=B型Nickname=えりちゃん公式X【@erichan_akb48】公式Instagram【@eriko_hashimoto】 取材・文/関根弘康 撮影/篠田直人
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