AKB48 17期生橋本恵理子「全国の小学生で一番AKB48を好きな自信があって、オーディションを受けたんですけど、年齢制限で不合格でした」【連載 なんで令和にAKB48?】
――バレーボール部だったんだ。 橋本 もともとバトミントンか、帰宅部かなと思っていたんです。そしたら仲のいいコがみんなバレーボール部に入ろうって言っていて。私は球技が苦手だったんですよ。ボールが飛んでくるのが怖いし、当たったら痛いじゃないですか。ルールも知らなかったんですけど、仲のいいコがそっちに行っちゃったので、私も入ることになりました。 ――じゃあ、そんなに上手じゃなく。 橋本 最初はバスケとルールが一緒だと思っていたぐらいで。だからレシーブに驚いて、顔にボールが飛んでくるじゃないですか。すごく怖くて。絶対に途中で辞めるだろうなと思っていたんですけど、始めた以上は辞めたくないって気持ちもあって、引退までずっと続けたんです。そしたらメキメキ上達して、最終的にはレギュラーになれました。 ――すごいじゃん! 運動神経は良かったんですね。 橋本 短距離は遅いんですけど、長距離はすごい得意で。マラソン大会では学年の女子で1位でした。 みんなは途中でバテたりすると思うんですけど、疲れるって感情があんまりなくて、ずっと走れたんですよ。たぶん身長が低くて細身で、体が軽かったので、ずっと走れたのかなって。 ――インドアだと思ってたら、すごかったんですね。 橋本 小6で自転車に乗るようになったんですけど、それまで公園とか遠くへ遊びに行く時に、周りが自転車なのに、私だけ走ってついて行っていて、それで鍛えられたのかなって。 ■AKB48は見た瞬間、自分もその中に入りたいって思いました ーーAKB48との最初の出会いを教えてもらえますか? 橋本 小1の時に、AKB48がおニャン子クラブさんの『セーラー服を脱がさないで』のカバーをしてるのを見たんです。その時の前田敦子さんの笑顔が「すごく可愛い」って。そこから前田敦子さんの初期のことも知りたいって、色々見ているうちにAKB48も好きになりました。 ――前田敦子さんがきっかけなんですね。 橋本 笑顔はもちろんなんですけど、声も好きだし、あとはバラエティとかで、ちょっとほんわかしてる感じとかもすごく可愛くて刺さりましたね。 ――けっこうオタ活をしていたと聞きます。 橋本 握手会にも行ってました。初めて行ったのは小4で、もう前田敦子さんは卒業されていて、その時に握手をしに行ったのは、峯岸みなみさんと加藤玲奈さんと大家志津香さんの3人のレーンでした。 ――色んなメンバーがいる中、バラエティ色の強いメンバーを選びましたね。 橋本 『AKBINGO!』とか、AKB48のあらゆる番組が好きだったので、そこへ行こうって。 ――確かにそういう番組で活躍してますもんね。わざわざ東京まで行ったんですか? 橋本 東京までは行けないけど、お母さんが名古屋だったら付いていくよって言ってくれたので、ナゴヤドームでの握手会に行きました。その時、私がまだ幼かったからか、大家志津香さんがもう息がかかるぐらいの距離まで顔を近づけてくれたんですよ。すごくキレイって思いました。
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