4季ぶりのNBA復帰へ…ブラジル代表のブルーノ・カボクロがウォリアーズと練習中
8月28日(現地時間27日)。ブラジル代表のブルーノ・カボクロが、ゴールデンステイト・ウォリアーズで練習をこなしていると『BasketNews.com』が報じた。 カボクロの代理人を務めるダニエル・ハザンは、イスラエルの『Sports Channel』へ「彼は木曜日(日本時間の金曜日)までゴールデンステイト・ウォリアーズと練習していく。契約を結ぶことが狙いだ。彼はうまくいくと信じているよ」と話していた。 28歳のカボクロは206センチ98キロのフォワードで、2014年のドラフト1巡目20位でトロント・ラプターズから指名されてNBA入り。2014-15から2020-21までの7シーズン、ラプターズとサクラメント・キングス、メンフィス・グリズリーズ、ヒューストン・ロケッツでプレー。 レギュラーシーズン通算105試合へ出場し、平均12.3分4.2得点2.6リバウンドを残すも、ここ3シーズンはNBAから離れており、昨シーズン(2023-24)はセルビアのKKパルチザンでプレーしていた。 ブラジル代表の主力としても活躍するビッグマンは、昨年のFIBAワールドカップで平均16.4得点9.2リバウンド1.4スティール1.2ブロックをマーク。今年7月のオリンピック世界最終予選(OQT)のラトビア大会では平均17.8得点7.0リバウンド2.0ブロックを残してMVPとオールスター5(大会ベスト5)に選出。 パリオリンピックでもブラジルを引っ張り、大会平均17.3得点7.0リバウンド1.5スティールに3ポイントシュート成功率54.5パーセント(平均1.5本成功)を残していた。 チームは準々決勝でウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が指揮を執るアメリカ代表に敗れたとはいえ、カボクロはその試合でゲームハイの30得点に6リバウンド1スティール1ブロックと奮戦。 カボクロは現在イスラエルのハポエル・テル・アビブBCとも交渉中とのことだが、ウォリアーズで4シーズンぶりのNBA復帰を飾ることができるか注目していきたい。
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