イクメン大学教授「100日後、私は不貞妻に復讐します」…92%の父親が親権裁判で負ける日本で《サレ教授》が導き出した「完全離婚計画」
幸せな家庭のはずが…
元妻との出会いは私が大学生のころだった。当時の彼女は短大卒の社会人。私の一目ぼれから始まった交際は順調に続き、私が大学を卒業して数年後に結婚した。直後に長女を授かり、その3年後長男を授かった。 子どもと家庭の専門職として働いていた私は、当然のことながら、その経験を自らの子育てにも活かし、よき父親でなければならないという責任を感じながら子育てに臨んでいた。しかし、元妻は、「自分の時間を大切にしたい」、「最近パートが忙しい」等、何かと理由をつけては、家事・育児に消極的であった。 私は家族を支える父親・夫として、元妻の負担の軽減を図ろうと、家事・育児に私は出来る限り向き合った。「保育園・小学校の送迎や行事」「深夜の夜泣き・ミルク・おむつ交換」「健診・通院」「しつけ」「炊事」「洗濯」…など、細かなものを挙げればきりがない。睡眠時間も削りながら相当な労力を費やしていたと思う。 しかし、それでも私は幸せを感じていた。子どもたちは毎日少しずつ健やかに成長するし、私が頑張れば、元妻も少なからず笑顔になってくれていたからだ。 その後、私は児童心理学が専門の大学教員になった。これを機に、私は自らの専門的知識を活用した事業を起こして少しばかり成功した。大学教員と経営者という二足の草鞋を履くことになり、経済的に余裕ができたことで、家族の未来への安心感も増していったように思う。 一方で、元妻は日に日に帰りが遅くなり、子どもたちの面倒を一切みなくなってしまった。振り返れば、このあたりで疑っていればよかったのかもしれない。
10年連れ添った妻の「裏の顔」
しかし、長年続いてきた「父は仕事・家事・育児」と「母はパートと自分の時間」という私たち夫婦独自の生活スタイルが当たり前となり、私は毎日のやらねばならないことに多くの時間を割かれていた。違和感を感じ取れなかったことを今になって深く反省する。 「一目ぼれをした私が元妻に結婚してもらった」という意識が結婚当初から私たち元夫婦には少なからずあったので、彼女の方が立場は上だったのかもしれない。さらに言えば、読んで字の如く「不倫」という道を外れた不貞行為は映画やドラマなどの遠い世界のものだという認識がとても強かったため、元妻がそのようなことをするなんて思えなかった。 だから、女性が、しかも自分の妻が、ヤリモク(性交目的)のマッチングサイトで男(50代・離婚歴有)を見つけ、4年と数ヵ月も不貞行為に及んでいたとは全く想像することができなかった。 10年弱にも及ぶ結婚生活の半分以上を、私は騙され続けていたのだ。 だが、当時いささかの動揺はあったものの、私はすぐに冷静さを取り戻し、決意した。 子どもたちを守るため、計画的に、すべて私に有利になるよう離婚する。決行日は100日後。 不倫した妻への復讐のカウントダウンが静かに始まった。 つづく記事〈イクメン大学教授の30代美人妻が “ヤリモク”オジサンに沼った…まさかの現場に涙した《サレ教授》が我が子のため「華麗なる復讐を誓った日」〉では、発端になった元妻のリアルな不倫現場について、サレ教授氏が語ります。
100日後に離婚したサレ教授(大学教員・経営者)