「就職氷河期」50歳代の年金はどうなるの?財政検証でわかったこれからの年金額見通し
まとめにかえて
年金額の見通しは前提条件によって大きく異なりますが、50歳の人の年金額は若い世代の人より少なくなると予想されます。 特に、就職氷河期で非正規になり厚生年金加入期間が短かったり、報酬があまり高くなかったりした人は、年金だけで生活するのは厳しいでしょう。 今後も年金制度の改正は続くと思われますが、まずは現制度での年金額を確認したうえで、老後対策を考えることが必要です。 老後資金を貯める、定年後も仕事を続けるなど、自分にあった老後対策を検討しましょう。
参考資料
・厚生労働省「令和6 <2024> 年財政検証関連資料(2)-年金額の分布推計-」 ・厚生労働省「令和6 <2024> 年財政検証関連資料(1)」
西岡 秀泰