最新版「SOLIDWORKS 2025」とともに、パワーユーザー向け新パッケージも発表
SOLIDWORKSに“パワーユーザー”向けの新パッケージ登場
SOLIDWORKS 2025と併せて発表されたのが、新パッケージとなるSOLIDWORKS Ultimateだ。 現在、SOLIDWORKSは、3DEXPERIENCEプラットフォームとの接続を前提とした“クラウド版”ともいえる「3DEXPERIENCE SOLIDWORKS」と、従来の“デスクトップ版”のSOLIDWORKSが存在する(デスクトップ版は「Cloud Services」によって3DEXPERIENCEプラットフォームとの接続を可能にする)。それぞれ、Standard、Professional、Premiumの3段階のグレードがあるが、新たにUltimateを追加した。 SOLIDWORKS Ultimateは、従来の最上位グレードだった「SOLIDWORKS Premium」と、クラウドベースの3DEXPERIENCE Worksポートフォリオが提供する複数のロール(製品)をセットにしたもので、製品設計からシミュレーション、検討/協議、データ管理、マーケティング、製造検討までをカバーする(さらにこれらを効率的に学習できる学習ツールも併せて提供される)。 「SOLIDWORKS Ultimateは、設計領域を超えた製品開発プロセス全体をカバーする機能を、クラウドベースのロールという形で提供するものだ。設計の領域を越え、横串で製品開発プロセス全体を担うような人材を“パワーユーザー”と定義し、部分最適化によるサイロ化した状態から脱し、さまざまな関係者とコラボレーションしながら製品開発が進められる環境を提供する。また、単に情報を共有することにとどまらず、その情報を使って実際にアクションにつなげられる人材に向けてSOLIDWORKS Ultimateを訴求していきたい」(遠藤氏) SOLIDWORKS Ultimateの提供開始についても、SOLIDWORKS 2025と同じく2024年11月15日からとなる。
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