厚切りジェイソン興奮 高校生が斬新ビジネスプラン発表
厚切りジェイソン興奮 高校生が斬新ビジネスプラン発表 THEPAGE大阪
兵庫県加古川市の「兵庫大学」でこのほど、高校生を対象に「第1回現代ビジネスプラン・コンペ」が開催された。これは兵庫大学創立20周年と現代ビジネス学部開設記念で開催されたものだが、エントリーした高校生は13組。各高校生らがそれぞれ約7分間のプレゼンテーションを行い、ビジネスプランを競い合った。兵庫大学学長をはじめとする各審査員のほか、特別審査員として厚切りジェイソンが登場し、ひときわ盛り上がった。司会進行はコンビ芸人のバッチ・トゥースが務めた。
ビジネスプラン、地域活性化プランを募集
「日本を変えろ!高校生!兵庫大学創立20周年と現代ビジネス学部開設記念」の「第1回現代ビジネスプラン・コンペ」は、高校生たちのアイデアが満載で、アツい思いが詰まったものだった。無料公開イベントだが、一連の流れを主催者側はこう話す。 「(昨年)9月から全国の高校生の皆さんに向けて募集を開始し、2種類のビジネスプランを考えて頂きました。内容は、1つは『あったらいいな、こんなビジネスプラン』、もう1つは『あったらいいな、こんな地域活性化プラン』です。応募総数は41。個人、グループなどいろいろなプランがありました。(昨年)11月下旬に厳正なる第1次審査を行ない、そこで選ばれたプランは13組。本日、高校生の皆さんにプレゼンテーションを行って頂きます。その中から、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞を選びます」(主催者)
高校生が斬新なアイデアをプレゼン
本選会の審査委員は、審査委員長の三浦隆則兵庫大学学長をはじめ、複数の外部特別審査員、さらに特別審査員として厚切りジェイソンが加わった。厚切りジェイソンはIT企業の役員という肩書きを持つ、二刀流ピン芸人だ(アメリカ出身、渡辺エンターティメント所属)。 本選会にさきがけ、三浦隆則兵庫大学学長から趣旨の説明があった。 「このコンペは、創立20周年ということと、現代ビジネス学部開設記念として開催させて頂きます。高校生らしい斬新なものを期待しています。41組のエントリーがありました。これから13組の方にプレゼンテーションをして頂きます」 第2次審査に残ったのは、「第I類」「あったらいいな、こんなビジネスプラン」5組と「第II類」「あったらいいな、こんな地域活性化プラン」8組の計13組のプランだ。エントリーは兵庫県立福崎高等学校(審査員特別賞)、兵庫県立相生産業高等学校、兵庫県立姫路西高等学校(優秀賞)。兵庫県立神戸商業高等学校、兵庫県立農業高等学校(最優秀賞)。最優秀賞に選ばれたのは同校の花酵母研究会の生徒らで、ビジネスプランは「野生酵母を利用したビジネスモデルの確立」というものだった。 「第II類」「あったらいいな、こんな地域活性化プラン」は、8チームが発表を行った。兵庫県立神戸商業高等学校、相生学院高等学校明石校(審査員特別賞)、岡山県立倉敷商業高等学校、国立明石工業高等専門学校(森林守り隊)、兵庫県立太子高等学校、兵庫県立東播工業高等学校、神戸星城高等学校(優秀賞)、国立明石工業高等専門学校(最優秀賞)で、明石高専の自転車探検隊の生徒らがプレゼンした「Let'sチャリ!Let'sチャリン!~守ろう山陽道~」というプランが最優秀賞に選出された。