ラップレコード達成!「ABT(アプト)R8 XGT」がフェラーリ 296GTBとポルシェ911GT2 RSを超えた!
さらに?そう、衝突テストのために1台が犠牲になった。テクノロジー?「GT2/GT3」のような4ウェイ調整可能なコイルオーバーサスペンションの代わりに2ウェイのみ、12ウェイ調整可能なABSの代わりに8ウェイ、ブレンボ製ブレーキはレーシングカーと同じ。ホイール/タイヤは?18インチのスリックタイヤの代わりに、19/20インチのAbt鍛造ホイールとセミスリックタイヤが使用された。「XGT」にはピレリのトロフェオRタイヤが装着され、オプションでミシュランのカップ2 Rタイヤも用意されている。
GT2の走り
重量は?レーストリムの「R8」より200kg以上重い1,450kg。ギアボックスは?標準「R8」の7速DSG。出力は?「GT2」と同じ640馬力。「GT3 LMS Evo II」の性能は?BoP(バランスオブパフォーマンス)にもよるが、ニュルブルクリンクの24時間レースでは512馬力だった。
まだまだ話は尽きないが、いよいよステアリングを握ってみたい。どれだけレーシングカーが中に残っているのか知りたいのだ。つい数週間前、私はこのラウジッツリンクでのサーキットテストで「GT3 LMS Evo II」をドライブしたばかりだ。アプトチーム、メカニック、4セットのニュータイヤ、電気毛布とともに。アブトの本気だ。天気は曇りだが10度以上。 まずは路面状況を確認する。ゼンフテンベルクのガソリンスタンドへ。フルバケットシートに座り、6点式シートベルトを締め、イグニッションをつけ、スタートボタンを押し、ロッカースイッチでギアを1速に入れ、走り出す。うるさい。ホイールアーチには石がゴロゴロ、バックミラーからは十分な視界が得られる。
サーキットに戻ると、レースエンジニアのレオン ヴィッパーシュテッグがすでに待機している。戦略、セットアップ、データ分析に関してはフリークである彼は、アプトのドライバー、ケルヴィン ファン デル リンデの成功に大きな役割を果たした。そしてレオンはクルマの運転もできる。実際、彼はXGTのラウジッツリンクのセットアップを何周か自分でチェックし、小さな変更を加えるほどだ。レオンが親指を立て、ヘルメットをかぶって出発。
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