こんな家に住みたい…海を眺める家、三角屋根の家!「ニュージーランド」の素敵な暮らし
健康にこだわる栄養士ジェス・ソーンズさんの家
⚫︎1970年代の家をリノベーション ベイ・オブ・プレンティのPapamoaエリアに住む栄養士のジェス・ソーンズさん。ご主人ジェレミーさんとはマーガレットリバー(ワインで有名な西オーストラリアの街)で出会ったそう。現在6歳と3歳のお子さんを育てています。この日は、近所に住むお母様が取材時のヘルプ役でいらしていました。 「この家は1970年代に建てられたものを、主人と私でペイントしたり、タイルをつけたり、棚を作ったりしました。庭の畑にはシルバーベリー、ブロッコリー、セロリ、パセリ、イチゴも育てています。夏場はプールを置いたりしているんですよ」 ⚫︎心地よいテラス~リビング 玄関からポーチ、中庭を通ってテラスへ。ジェスさんお手製の冷たいコンブチャのキウイ入りがふるまわれました。 「コンブチャは発酵食品なので食物繊維豊富なキウイと合わせると腸活にもおすすめですよ」(以下「」内、ジェス・ソーンズさん) キウイのスライスが入っていると、コンブチャにフレッシュな味わいが加わっていつもよりおいしく感じました。 取材時にはお子さんたちは保育園に行っており不在でしたが、壁のあちこちに家族の写真が飾られていました。ご主人のジェレミーさんは元カメラマンだそうで、もしやこの写真はジェレミーさんが撮ったもの? 「あ、この写真は友人のプロカメラマンが撮ってくれたものなんです」 確かに、オートシャッターだとジェレミーさんがこんなにナチュラルに映らないですよね……。 ⚫︎栄養士さんのキッチン拝見! 栄養士であるジェスさんの仕事場ともいえるキッチンを見せていただきました。 「カウンターがあるので、中のゴチャゴチャを隠せるのがいいですね(笑)。使い勝手はすごくいいです。でもオーブンだけが昔のものなので、新しいものを買いたいんです。 全体に白にしたのはカーテンが赤だったので、バランスを考えてそうしました」 冷蔵庫の中には何が入っているのでしょうか? 「冷蔵庫には肉類、野菜類、ヨーグルト、チーズ、ミルクなどが常に入っています。作り置き料理もよくやりますよ。フリッタータ、ラザニア、タイグリーンカレー、チリミンチ(チリコンカン)、ウインタ―スープをよく作ります。 ちょっと体調が悪いな、という時には自家製のチキンスープを作るんです。チキンの骨をニンニク、オニオン、セロリ、ニンジンと数時間煮込んで作るスープで、腸の健康と免疫力向上に効果的ですよ」 取材をした日はキウイをふんだんに取り入れた健康的なサラダやスイーツとBBQで、もてなしてくださいました。 ⚫︎パントリーの中身は? 収納力が高そうなパントリーには何が入っていますか? 「パントリーには米、ベイクドビーンズの缶詰、ツナの缶詰、ココナツクリーム缶詰、トマトの缶詰、醬油、カレーペーストなどが入っています。バケツにはフェイジョアが入っています。フェイジョアは南米原産の果物ですが、ニュージーランドでは庭で栽培している家庭が多々ありますよ」 日本のママたちは防災も兼ねてローリングストックをしていますが、ジェスさんはローリングストックをしているのでしょうか? 「ガレージに大きな冷凍庫があるので、知人の牧場から購入する大きな肉類を凍らせています。また、大量の料理を作った際は凍らせておいておきます」 ガレージにも冷凍庫……!羨ましい限りです。 ⚫︎ニュージーっ子はキャンプが大好き ガレージにはキャンピングトレーラーもありました。週末には家族でキャンプに出かけたりサーフィンに行ったりするそう。 「ニュージーランドの人はみんなキャンプが大好き。海や山に家族でお出かけするのはとてもポピュラーなことなんです」 実際にジェスさんのインスタグラムをのぞくと、楽しそうな家族のキャンプシーンが見られました。 ニュージーランドのお家訪問、いかがでしたか? それぞれのライフスタイルが伝わる、素敵な家でしたね。どちらの家にもBBQグリルと薪ストーブがあったのが、印象的でした。日本では地方の一戸建てじゃないとなかなか導入できない火を扱う器具、ちょっと憧れてしまいました。 取材協力/ゼスプリ
kufura編集部・ウツノミヤ