夫の登山中に…47歳エリートが15歳年下妻の「日替わり浮気」を知って決断したこと
「ぶっ続けで1週間調査してください」
男性は自宅に一泊し、翌朝4時に出てきます。妻も追いかけてきたのですが、足元はかなりふらついている。男性をコインパーキングまで見送りましたが、男性が「酔いすぎ。ちょっと危ないよ」と、妻を抱きかかえ、再び自宅に送っていました。 男性は高級車を運転して、都内のマンションに帰宅。この人は後に、ガールズバー時代からの妻の客で、定期的に小遣いをあげている「パパ」だとわかりました。この男性は独身主義で、妻のような女性が複数人いることも判明します。 このことを報告すると、依頼者真太郎さんから「ぶっ続けで1週間、調査してください」と依頼があり、張り込みを続けたところ、家に出入りする男性が計3人いたことがわかりました。そのうちの一人は、同じマンション内に住む、社会的にも地位がある60代の男性だとわかりました。妻は、この男性の家にも遊びに行っていました。 以上を報告すると、真太郎さんは「これは、どうにもなりませんね」と真っ青な顔で話していました。 この調査でわかったことは、妻の圧倒的なメンタルの不安定さ。ほぼ、アルコールを摂取して生きており、寂しくなると人肌を求めてしまう。アルコールと妊娠の関係性はわかりませんが、ここまで飲んでいたら、健康を害している可能性もあるのではないかと考えてしまいました。 そして、驚いたことは、妻が男性たちから1回3~5万円のお金をもらっていたこと。真太郎さんは月15万円と十分な生活費を渡している。それでも足りなくなる理由はなんだろうかと聞いたところ、ゲームに課金をしていたことがわかったのです。 「ナントカっていうオンラインゲームにこれまでに200万円以上使っていたそうです。借金こそないものの、財布はすっからかん。お腹が空くと同じマンションの男性の家に行って、ご飯を食べていたというから驚きです」
しばらく静観することにした理由
妻は、幼少期のいじめの経験から、相手が信じられなくなり、人間関係を築けなくなってしまった結果、現在のような状況になっている可能性が高いです。 真太郎さんは、この調査結果を妻には見せず、しばらく静観することにしたそうです。というのも、妻は真太郎さんをこの2年間、とても大切にしていたから。 真太郎さんが帰宅するときは酒を呑まず、手の込んだ料理を作り、風呂に入って頭と背中を洗うなど、情感がある世話をしていたそうです。さらに登山用のテントやリュックサックのメンテナンス方法を学び、真太郎さんの登山道具の手入れもしていたとか。 「妻は私を愛してくれていると思うんです。それに、妻との間に子供を作らなくてはならない。翌月から本社勤務になったので、妻と一緒にいる時間が増えます。私はこの調査を踏まえ、妻を“不正をした新入社員”だと思うようにしました。不正は不満があるところに生まれます。それは僕という“会社”に非がある。新卒(妻)には採用コストがかかっている。そう思うと腹も立ちません。登山と仕事で培った、コーチングとマネジメントスキルを全投入して、関係改善にあたります」