【DAZN×EL GOLAZO】優勝を占う大一番で、広島の大迫敬介と町田の谷晃生の同世代守護神が対決へ!「自分たちゴールキーパーの実力の見せ合い」 | Jリーグ
【国内サッカー・ニュース】『DAZN』×『EL GOLAZO』の共同企画『Who’s The Hero』では、毎節の試合から注目選手をピックアップし、DAZN公式Youtubeチャンネルで試合前に収録したコメント映像を配信。今回は勝ち点で並ぶ首位のサンフレッチェ広島と2位のFC町田ゼルビアの天王山に臨む同世代の両守護神に迫った。 ●【動画】サンフレッチェ広島 大迫敬介&FC町田ゼルビア 谷晃生インタビュー
今季の優勝争いを占う大一番が28日、19時に幕を開ける。 後半戦にクラブ新記録の7連勝を飾り、わずか1敗と怒涛の巻き返しを見せてきた首位に返り咲いた広島と昇格初年度にも関わらず、開幕から台風の目となってきた町田。リーグ戦31試合を消化し、勝ち点59を積み上げてきた両者の戦いは、今季の優勝を占う首位決戦となる。 4月上旬に行われた前回対戦では、お互いに無敗同士で迎えた中、広島が敵地で2-1と勝利。堅守を強みとする町田としては、今季初黒星を喫しただけでなく、今季初の複数失点を喫した相手でもある。 そんな前回対戦について町田の守護神・谷晃生は、「自分たちのストロングであるセカンドボールや局面の強さで上回られたという風に思いますし、全ての面で広島さんの方が出足も速かった」と振り返る。 一方の広島の守護神・大迫敬介は、「あの試合を勝てたことは自分たちにとっても自信になりましたし、良いキッカケになったゲームだったというのを覚えています」と口にする。 そんな前回対戦も踏まえ、両者の守護神が思い描く勝負のポイントはどこになるのか。 町田の谷は、「ゴール前」とポイントを挙げて、前節横浜F・マリノスを相手に6得点を仕留めしている広島の攻撃陣を警戒した上で、「自分たちはまずやらせないというところとチャンスはお互いに作れると思うので、やられる前に先制点を取るところはポイントになる」と見据えている。 一方の広島の大迫は、ここまでリーグ最少失点を誇る町田の守備の硬さを警戒しつつも、リーグ最多得点をマークする自分たちの攻撃陣を信頼し、「自分たちはたくさん点を取っている。点を取るパターンが豊富というのも自分たちの特徴だと思うので、色々なパターンで相手ゴールに襲い掛かりたい」と決意を口にする。 1999年生まれの大迫と2000年生まれの谷は、一学年違いの同世代GKとして、これまで東京五輪や日本代表で守護神の座を争ってきたライバル同士だ。 谷は、大迫について「人としてもそうですし、プレイヤーとしても尊敬している」という思いを語った上で、プレー面では、「ゴール前でシュートを撃たれるときの対応だったり、すごく落ち着いていて、どっしり感がある」と口にする。 一方の大迫は、谷について「対戦相手ではありますけど、こうやって優勝争いができている中で戦えるのはすごく楽しみ」という思いを語った上で、「本当に拮抗したゲームになるので、自分たちゴールキーパーの実力の見せ合いかなと思う」と意気込みを口にする。 優勝を占う大一番でチームを勝利に導くべく、日本を代表する両守護神がゴールに鍵をかける。