【皐月賞】データは共同通信杯、ホープフルS組優勢 毎日杯圧勝のメイショウタバルは侮れない
ホープフルS【データ:A メンバーレベル:A】
過去10年の成績【2-0-0-3】勝率40.0%、連対率40.0%、複勝率40.0% 上記の成績はGⅡ時代のものも含んでいるが、19年サートゥルナーリアと20年コントレイルはいずれもGⅠ昇格後の勝利。このローテーションで挑む馬は少ないものの、好成績を残している。 スタートしてハナを奪ったのはヴェロキラプトル、2番手にアンモシエラがピッタリとマークして内枠勢がレースを引っ張った。1000m通過は1:00.0、序盤は後方3番手を追走していた牝馬のレガレイラが徐々に進出を開始し、直線では大外から豪快に突き抜けて2:00.2で勝利した。 3/4馬身差の2着だったシンエンペラーは弥生賞ディープインパクト記念で2着、3着サンライズジパングは若駒Sを勝利、5着ミスタージーティーは若葉Sを制し、6着シリウスコルトは弥生賞ディープインパクト記念で3着など、負けた馬の次走以降を見ると、レースレベルはそれなりに高かったと言える。 レガレイラは今回、C.ルメール騎手の負傷によって乗り替わりとなる点が残念ではあるが、能力では牡馬相手でも見劣る点はなくグレード制導入以降初の快挙なるか注目だ。
京成杯【データ:B メンバーレベル:C】
過去10年の成績【1-0-1-4】勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率33.3% 昨年にソールオリエンスが京成杯をステップに勝利。18年にはジェネラーレウーノが8番人気で3着に入っている。 好スタートからアスクナイスショーが逃げ、2番手にコスモブッドレアがつけて、1000m通過1:00.7というペース。道中5番手を追走していたダノンデサイルは直線、大外へと進路を取ると豪快に突き抜けた。勝ちタイムは2:00.5だった。 2着はアーバンシック。中団やや後方から運んで4角では10番手、馬群を割って上がり最速33.9で追い込んだ脚は能力の高さを感じさせた。ただコーナーでモタつく面を見せるなど、広いコースの方が合っていそうな印象を受けた。