ISS船長に大西卓哉・宇宙飛行士、日本人3人目…アメリカとロシアなどのクルー束ねる立場に
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、来年2月にも国際宇宙ステーション(ISS)に向かう大西卓哉・宇宙飛行士(48)がISSの船長に就任すると発表した。日本人が船長を務めるのは、若田光一さん(61)、星出彰彦さん(55)に続き、3人目となる。
大西さんは2016年に初めて宇宙飛行した際、船長を補佐するフライトエンジニアとして約113日にわたりISSに長期滞在した。2度目の長期滞在となる今回は、米露など各国の飛行士を束ねる船長として、作業計画の調整や安全管理などを担当するという。
大西さんは「私は縁の下の力持ちとして、全体を支えていくタイプのリーダーだと思っている。自分なりのスタイルで精一杯職務に当たりたい」とコメントを発表した。大西さんは、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから米スペースXの宇宙船でISSに向かう。