デモに参加したりSNSに書き込んだりしなくても意思表示できる!Tik Tokで話題沸騰「マイクロ・フェミニズム」とは
マイクロ・フェミニズムが愛される理由
2014年に、国連のキャンペーン「He For She」の会議で、フェミニズムについて語ったエマ・ワトソンを支持すると語ったカナダのテレビ番組で、テイラー・スウィフトはフェミニズムについて以下のように語っている。 「多くの女性は自分のことをフェミニストだと公言しないわ。怒ったり不満を抱いたりしているように思われるし、デモや抗議活動をしているように見えてしまうからよ。でも、フェミニズムとは、シンプルに女性と男性が同じ権利やチャンスを持つべきだと信じることよ。“私はフェミニストではない”と言うことは、男性が女性よりも多くの権利や機会を持つべきだと考えていることと同じになってしまう」 つまり、フェミニストと公言したからといって、デモや抗議活動に参加する必要はないということ。 SNSに書き込んだり、デモに参加したり、選挙に立候補するのは、「ハードルが高い」と思うのは決してあなただけじゃない。けれど、マイクロ・フェミニズムは、少なくとも自分の世界を、女性にとってより公平な場所にしたいという望みを結実させることに一歩近づける。 変化を生み出すには必ずしも大きな行動が必要なわけではなく、まずは自分の手の届く範囲からはじめることができる。その一つ一つの積み重ねは、あなたのフェミニズムの糧となるのではないだろうか。
マイクロ・フェミニズムを毎日実践する方法
どう? マイクロ・フェミニズムを試してみたいと思う? では、私たちが毎日実践できるマイクロ・フェミニズムのアクションとは何だろう? ここでは、私たち一人ひとりが日々のやりとりにフェミニズムを吹き込むことができる方法をいくつかご紹介。気になる人は、ぜひ参考にしてみて。 ・男性があなたや他の女性の話をさえぎった場合は、さえぎり返すか、話を続ける。 ・女性のアイデアを自分の手柄にしようとする男性には笑顔で声をかけてみる。「それ、私がもう言いました」と。 ・人に会ったらその人のジェンダー代名詞(自分を呼ぶときに使って欲しい代名詞のこと。自認する性別)を聞く ・その場にいる女性には男性より先に声をかける ・謝ることがなければ、すぐに 「sorry 」と言わない。 ・女性の名前を男性の名前より先に呼んだり、カップルを 「妻と夫 」と呼ぶ。