昨年10月からの連敗を止めたナカシマが今シーズン初勝利「彼が危険な選手ということは知っていた」 [アデレード国際/テニス]
昨年10月からの連敗を止めたナカシマが今シーズン初勝利「彼が危険な選手ということは知っていた」 [アデレード国際/テニス]
ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)が予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-1 2-6 6-3で振りきり今季の初勝利を挙げた。 ~アデレード国際で今季の初勝利を挙げた第7シードのナカシマ選手~ 立ち上がりから5ゲームを連取した勢いで第1セットを先取したナカシマは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第3セットで2-0とリードすると最後に4度目のブレークに成功して1時間40分で試合を締めくくった。 2回戦敗退に終わった昨年10月のウィーンを最後に勝てていなかったナカシマは前週の香港に第6シードで出場していたが、1回戦でロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に6-7(4) 3-6で敗れていた。 「彼(ハンフマン)が非常に危険な選手ということは知っていた」とナカシマは今回が初対決だったハンフマンについて話した。 「彼は両サイトから強打してくるし、信じられないようなプレーでポイントを取ることができる。僕はできるだけ自分に集中し、すべてのポイントでファイトしなければならないとわかっていたよ」 ナカシマは次のラウンドで、ダビド・ゴファン(ベルギー)を6-1 6-2で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)と対戦する。 そのほかの試合では第8シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、マルコス・ギロン(アメリカ)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、アルトゥール・カゾー(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリー・トゥ(オーストラリア) 、ラッキールーザーのマニュエル・ギナール(フランス)が2回戦に駒を進めた。 第6シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)はキツマノビッチに4-6 2-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。
テニスマガジン編集部