「もはやペットのように愛しい」タイムマシーン3号・関さんの愛車“日産 キックス”にかける想い
同じe-POWERで駆動する「ノート」や、同じSUVの「エクストレイル」といったモデルも念頭にあったのだが、いざ試乗してみるとすぐに「コレだ!」となった。 「この車に乗ってビックリしたんですけど、とにかく静かなんですよ。静粛性っていうんですか? ほとんど無音です。電動モーターだからだと思いますけどね。ペダルの踏み込みに合わせてスムーズに加減速する走りも気持ちいいんですよね」。
e-POWERとは、ガソリンエンジンと電気で動くモーターを融合させた日産独自の電動パワートレイン。ガソリン車と同じように給油を行うが、そのガソリンは小型の発電用エンジンにのみ使用され、得られた電気をモーターに供給して走るハイブリッドカーである。
蓄電用バッテリーも搭載しているため、常にエンジンを動かし続ける必要が無く、車内空間は驚くほど静かになる。“ガソリンで発電する電気自動車”と表現するとわかりやすいだろう。
「振動も少なくて、とにかく静か。だから奥さんともストレスなく会話ができます。家の中だと『ながら話』になってしまいがちですが、車内だといい意味で会話に集中できるんです。YouTubeもよくこの車内で撮影しているんですよ」。
1時間はヘーキで過ごす。キックスの車内は「自分専用の小さな楽屋」
結局、奥さんともども大いに気に入り、試乗したその日のうちに迷わず契約。 「ボディカラーは在庫があって即納可能だった白で。白と黒のツートーンのパンダカラーで、気に入っています。夜でもしっかりと目立って視認できるところもイイ。やっぱり安全が第一ですから」。
納車したその日に奥さんがぶつけるというトラブルに見舞われた結果、キックスの運転は主に関さんひとりで担当。しかし、長時間走っても運転疲れはさほど感じないという。 それは日産が誇る先進テクノロジー・プロパイロットによる運転アシスト機能が大きく影響しているだろう。
「実家のある群馬にはいつも車で帰ってるんですけど、高速道路であればアクセルを踏まず、ハンドル操作もせずでOK。実家に到着したときの疲労度は、まるで2人で運転を分担していたかのように、ストレスが少ないんですよ。目的地に到着したあとの時間も快適です」。