日本代表DF谷口彰悟 今季絶望か…左アキレス腱断裂、メヘレン戦で 指揮官「不運にも重傷を負ってしまった」
◆ベルギー1部 ▽第14節 シントトロイデン2―1メヘレン(8日、ベルギー・大王わさびスタイエンスタジアム) シントトロイデンの日本代表DF谷口彰悟がホームのメヘレン戦で負傷交代した。1―0の前半11分、相手選手を追っている際に左足を押さえながらピッチ上に倒れ込むと、同13分にはスタッフに両肩を支えられながらピッチを後にした。 地元紙HBVLによると、試合後にフェリス・マズー監督は「私は主にこの勝利を不運にも重傷を負ってしまった谷口に捧げたい」と語ると「初期診断ではアキレス腱の断裂のようだ」とケガの状態を示唆した。アキレス腱断裂の場合、今季絶望の可能性も浮上する。 谷口は9月から始まった2026年北中米W杯アジア最終予選で4戦全てにフル出場。最終ライン候補として期待されたDF冨安健洋(アーセナル)とDF伊藤洋輝(バイエルン)などDF陣の離脱が多い中、22年のカタールW杯から守備を支え続けた谷口の離脱は大きな痛手となる。追加招集選手の候補は、10月に招集されたDF望月ヘンリー海輝(町田)とDF関根大輝(柏)、海外で活躍するチェイスアンリ(シュツットガルト)や渡辺剛(ヘント)らがいる。
報知新聞社