50代の「無理しない食費節約」のコツ4つ。大量につくりおきしないのも大事
4:お総菜などの調理ずみ食品と嗜好品に注意
最後に、節約を阻む注意点を紹介します。それは「お総菜など調理ずみ食品と嗜好品にお金をかけすぎること」です。 義理の実家は、少食のふたり暮らしなのに月の食費が6万! 聞いてびっくりしました。内容を聞くと、食材はだいたい生協の宅配で購入しており、煮魚などレトルト食品が多いとのこと。生協は安心安全ですがスーパーより割高で、その中でも調理済ずみのお総菜は高額。さらに高級なお茶、毎日飲む乳酸菌飲料、ちょっといいオヤツ。そういった物の積み重ねで食費が上がっていました。 注意すべきは、そもそも生協宅配という割高な場所で購入し(高齢なので仕方ないですが)、料理が大変だからとお総菜を買い、さらに嗜好品も買っている点です。 私の義実家の場合はこんな風ですが、ほかの方にとっても同じです。自炊をせず「中食」「外食」が増えると食費は上がります。 また、3度の食事だけを見ると節約していても、飲み物やお菓子など嗜好品は盲点になる傾向あり。サプリメントや青汁、乳酸菌飲料など健康のためにと思って、高いけれどずっと買っているものもあるのではないでしょうか。そういったものがあると、知らず知らずのうちに家計を圧迫するので注意が必要です。
4つのポイントで、食費節約に
まとめると、節約の基本は ・自炊して安い食材を買う ・節約レシピのレパートリーを持ち、安い食材で料理をつくる ・大量につくりすぎない ・嗜好品や健康食品に注意 このような点に注意してみると、見直すポイントがあるかもしれません。物価高の今、なるべく出費を抑えたいですよね。節約の参考になれば幸いです。
本多めぐ