広島と東京をつなぐ“夜行バス” 1年半ぶりに復活!そのワケとは…
広島と東京をつなぐ夜行バスが1年半ぶりに復活しました。そのワケとは… 21日に運行を再スタートさせた東京と広島をつなぐ夜行バス。1989年に運行を開始した広島市と東京をつなぐ夜行バスですが、従業員不足やコロナ禍で乗客が減ったことなどから去年4月に運行がストップしました。 コロナも明け移動需要が戻ってきましたが、復活した理由はそれだけではありません。 40代「安い。安く行けるし、朝早く着くので時間がたっぷり使える。(夜行バスは)交通費と宿代が含まれた感じ」 東京のホテル代高騰…東京都内のホテルが参加している「東京ホテル会」によりますと、10月の平均客室単価は1万9千円に迫る過去最高値となっています。 復活した夜行バスではホテルに泊まらずバスの中で一晩快適に過ごしてもらおうと「特別なシート」が設置されています。 和田萌花記者「リクライニングシートを倒すと座席も持ち上がり長時間でも快適に過ごせそうです」 さらにカーテンで区切られているためプライベート空間も確保!コンセントも各シートに設置されています。 JRバス中国 酒井俊臣社長「(夜行バスは)学生のイメージが強いかと思うが、ゆったりしたシートであれば十分お休みいただけると思うので社会人の方々、仕事でもご利用いただけるのではないか」 広島からの新幹線の終電よりも遅く出発して翌朝東京に着く夜行バス。時期によって変動はありますが、片道7400円から1万9千円で利用できます。