山口市の湯田温泉こんこんパーク開業2カ月遅れ 総事業費2倍の42億円超に
山口市が同市湯田温泉で建設工事を進めている湯田温泉こんこんパーク(湯田温泉パーク)のオープン時期が、当初予定の来年4月から約2カ月ずれ込み、6月上旬となる見通しとなった。施設工事の遅れが要因。市は関連の条例改正案を、12月2日開会予定の市議会定例会に提出する。 湯田温泉パークは、約8100平方メートルの敷地に、2階建て延べ約3千平方メートルの施設を整備する。施設は、大規模な催しなどができる約千平方メートルの大屋根広場や、温泉浴場、多目的室などを備える。市によると、鉄材などの建設資材の調達が全国的な需要増により遅れたため工期が延びたという。 建設工事は昨年10月に着工。当初、税抜きで22億円とされた総事業費は、設計変更や建設資材の高騰などにより税込みで42億2千万円に膨らむ見通しとなっている。
中国新聞社