ニックスがトレードでブリッジズを獲得…ブランソンらとの“ビラノバ・カルテット”形成
6月26日(現地時間25日)。ニューヨーク・ニックスとブルックリン・ネッツの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 このトレードで、ニックスはミケル・ブリッジズをロスターへ加えることに成功。198センチ94キロのウイングプレーヤーは、攻防両面に秀でた万能戦士で、キャリア6年目の今シーズンは平均34.8分19.6得点4.5リバウンド3.6アシスト1.0スティールをマーク。 ケガに強い男は“鉄人”としても知られており、NBA入り後レギュラーシーズンとプレーオフで一度も欠場がなく、タフな選手でもある。 今シーズン、ニックスはイースタン・カンファレンス2位の50勝32敗を残し、「NBAプレーオフ2024」ではカンファレンス・セミファイナルへ進出。主力のジェイレン・ブランソン、ジョシュ・ハート、ドンテ・ディビンチェンゾとブリッジズはいずれもビラノバ大学出身で、2016年に4選手、2018年にもハートを除く3選手がNCAAトーナメント優勝を飾っている。 一方、ネッツは現行契約が残り2シーズンのブリッジズを放出し、残り1シーズンのボーヤン・ボグダノビッチと複数のドラフト指名権を獲得。今年のプレーオフ期間中に離脱した35歳のフォワードは、左足と手首の手術に踏み切っているのだが、シューターとして計算できるスコアラー。 同メディアが報じたニックスとネッツによる2チーム間トレードの詳細は下記のとおり。即戦力を手に入れたニックスと、数多くのドラフト指名権を獲得したネッツがどうなっていくか注目していきたい。
■ニックスとネッツによるトレード詳細
・ニックス獲得 ミケル・ブリッジズ プロテクトなしのドラフト指名交換権 ・ネッツ獲得 ボーヤン・ボグダノビッチ プロテクトなしのドラフト1巡目指名権4本 ミルウォーキー・バックスのプロテクトつきドラフト1巡目指名権 ドラフト2巡目指名権 プロテクトなしのドラフト指名交換権
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