ホンダ「新型リード125」に反響多数! 「リード」ってサイコー! 排気量も価格も凌駕するリードの魅力とは? “ロングセラー”の裏には「進化の歴史」が
「通勤快速」の名は伊達じゃなかった!
2024年11月7日、ホンダは「リード125」の外装デザインと一部仕様変更を行い、2025年1月16日に発売すると発表しました。 ロングセラーモデルの新たな進化に注目が集まり、ネット上では様々な反響が寄せられました。 【画像】 一挙公開!「リード」 “40年の歴史”ここまで変わったか! 画像を見る!(36枚)
リードは、ホンダから1982年2月に初代モデルが登場し、スクーターカテゴリーに「スポーティさ」を持ち込んだスクーターです。 発売当初は、2サイクルモデルで50㏄と80㏄の排気量をラインナップ。さらに、同年10月には2サイクルモデルの125ccが登場しています。 1988年にモデルチェンジが行われ、2代目が登場。ラインナップは2サイクルの50㏄と90㏄モデルのみとなりました。リードでは、このモデルからシート下に大容量の収納スペースを持たせ、「メットインスクーター」の仲間入りを果たしました。 1998年には3代目が登場し、2サイクルの50㏄と100㏄モデルに変更されています。このモデルチェンジでは、98年10月から施行される二輪車排出ガス規制に先駆けて、国内で初となる二輪車排出ガス規制に適合した、新開発の環境に優しい2サイクルエンジンを搭載。 2008年に登場した4代目は、排ガス規制に適合するため、新開発された110㏄の4サイクルエンジンを搭載。都市部での“通勤ユーザー”を対象に開発され、デザインにはクルマのスポーツセダンをイメージに取り入れ、機動性やスポーティさを表現しています。 そして、2013年に現行モデルである5代目が登場しました。 初代「リード」が誕生してから今年で42年を迎え、ロングセラーとなっている理由はユーザー目線に合わせた仕様、時代の変化に合った排気量がポイントなのかもしれません。 今回マイナーチェンジを行い、7年ぶりにフロントフェイスがアップデートされ、高級感のある洗練された表情になりました。 リード125最大の特徴でもあるラゲッジボックスは、“37リッターの大容量”で、フルフェイスタイプのヘルメットが2つ収納できます(一部収納できないものもあり)。 暗い場所でも収納スペースを見やすく照らす「LEDトランクライト」や、荷物を整理しやすくする「パーテーションボード」が新たに装備されました。 スクーター形状の魅力であるステップスルー設計による乗降のしやすさはそのままに、足元にゆとりを持たせています。 搭載される「eSP+エンジン」は、ホンダの人気車種「PCX」と同じエンジンとなり、水冷単気筒で効率の良い燃焼を実現。124ccの排気量から力強い出力とトルクを発生し、燃費消費率はWMTCモードで49km/Lです。 エンジン音や振動も少なく、快適な走行を楽しめます。 原付二種スクーターでありながら、ビックスクーターに劣らない積載力を持ち、原付一種並みのコンパクトさを持ったハイブリッドなモデルに仕上がっています。 カラーバリエーションは新色として「ナイトタイドブルーメタリック」「パールスノーフレークホワイト」「マットディムグレーメタリック」が設定され、従来の「ポセイドンブラックメタリック」と合わせて全4色となっています。 新型リード125の車両価格(税込)は、「ナイトタイドブルーメタリック」「パールスノーフレークホワイト」「ポセイドンブラックメタリック」が34万1000円、「マットディムグレーメタリック」が34万6500円。最大乗車定員は2名です。 そんな新型リード125についてネット上では、「リード最高!全然壊れないし、静かだし、スイスイ走ります!」 「2代目、4代目と乗り継いでいるけど最高ですよ!」と、歴代オーナーから絶賛の声があがっています。 また、「この値段なら選択肢に入れやすいかな」「普段使いや通勤なら買っちゃう値段だな」という同社のラインナップでも中間層の値段をあてこんでいる点も評価されています。 そのほか、「このボディサイズでPCX以上の収納?PCXと比べて安さにびっくり!」 「PCXと同じエンジンで20キロ近く軽いってことは…」 「機能面ではリード最強なんだよね。PCXの方がカッコイイけど」という同社・同クラスのPCXと比較しても好評化のコメントも多数見受けられました。 ホンダの原付二種モデルだとPCX・Dio110が比較対象となりますが、総合的に見た場合、「新型リード125」が1歩リードしているのかもしれません。
くるまのニュース編集部