ドイツ代表HCとの契約トラブルに見舞われていた千葉ジェッツ、オーストラリアの名将トレヴァー・グリーソン氏と新規契約を締結
ラプターズAC時代に渡邊雄太を指導
千葉ジェッツは7月24日、トレヴァー・グリーソン氏とのヘッドコーチ契約を締結したと発表した。 1968年生まれ、オーストラリア出身のグリーソン氏は、1997年にブリスベン・ブレッツ(オーストラリアNBL)のアシスタントコーチとしてコーチングキャリアをスタート。その後アメリカ独立リーグ、Dリーグ(現Gリーグ)、NBL、韓国リーグなどでコーチ経験を積み、NBLではヘッドコーチとしてチームを6度のファイナル出場と5度のリーグ優勝に導き、オーストラリア協会主催のコーチオブ・ザ・イヤーを4度受賞している。 近年は活動拠点をNBAに移し、2021-22シーズンより2シーズンはラプターズ、2023-24シーズンはバックスでアシスタントコーチとして活動。ラプターズでは今シーズンより千葉Jに加入する渡邊雄太と仕事をしている。 グリーソン氏は契約に際し、「千葉ジェッツのような世界的なクラブに加入できることを大変嬉しく思います。今季をクラブの歴史の中で最も成功を収めたシーズンにしたいと思っています。新シーズンに向けてスタートを切れることにワクワクしており、新しいチーム、選手、そして情熱的なファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントしている。 千葉Jはドイツ代表ヘッドコーチのゴードン・ハーバート氏と契約を締結していたが、同氏からの契約破棄の申し入れを受けたと今月10日に発表。新たに指揮官を探していた。
バスケット・カウント編集部