【NFL】スティーラーズとともに「今すぐ勝つ」ためにより高額なオファーを断っていたLBクイーン
スティーラーズはここ数年よりも明らかに高い競争能力を持っており、ライバルであるレイブンズとの初対決までに、その動きが実を結んでいるかどうかを見極めることができるだろう。両チームが対決するのはシーズンの後半になってからであり、スティーラーズはクイーンをドラフト指名したレイブンズとシーズン第11週にホーム、第16週にアウェーで対戦する。
クイーンはこれまでのシーズンでの対決について「その週、スティーラーズとレイブンズが対戦する週は、間違いなく一番盛り上がる週だ」と話し、こう続けた。
「激しい試合なんだ。すべてがハイリスクだ。練習ではコーチが叫んだり騒いだり、いろいろしている。誰もがどんな試合になるかを知っているからね。今はこっち側にいるから、逆の立場になる。だから、今度はこっち側で同じことをするんだ。彼らがそういうことを期待しているのは分かっている。正直に言って、俺は待ちきれないよ」
その時には、NFL最高の選手の仲間入りを果たせるような、そして、念願の優勝リングに近づけるような形でシーズンの半ばが過ぎていることを、クイーンは目指している。
クイーンは2024年に向けての個人的な願望を次のように詳しく語った。
「俺にとっての目標は、NFLのトップ3のラインバッカーとしての地位を確立することだ。トップ3という人もいれば、トップ10という人もいるし、トップ7という人もいる。だから――それがトップ何であろうと――今年の俺の目標は確実にトップ3に入ることだ。順位は関係ない。トップ3にしっかりと入れればそれでいい。それが俺の目標だ。そして、それに付随してオールプロやプロボウル、タックル、ターンオーバーがある。ターンオーバーが一番大きいと思う。ファンブルフォースであれ、インターセプトであれ、何でもいいからボールに触れることが重要だ」