焙煎時に発がん性物質が生成…?コーヒーは本当に体に良いの? 体に与える影響を米研究から解説
毎日コーヒーを飲むのはよくないこと?
毎日コーヒーを飲むこと自体は必ずしも悪いことではないけれど、テキサス州の精神科医で睡眠専門医であるチェスター・ウー博士によれば、コーヒーが健康に与える影響は、飲む量やタイミングによって変わるという。 「1日あたり2~3杯(300mg)程度の適度なコーヒー摂取は、認知機能の向上や特定の病気のリスク低減など、いくつかの健康効果に関連付けられています」とウー博士。「ですが、夜遅くにコーヒーを飲んだり、1日を通してカフェインを摂り過ぎたりしていると、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下するなど、眠りの妨げになることがあります」 もしコーヒーに頼らなければ1日を乗り切れないと感じている人は、睡眠不足のような健康問題が根本に隠れているサインかもしれないとウー博士は指摘している。