バイエルンに敗れたPSG 有識者は指揮官ルイス・エンリケを酷評「何もない。どうやったら擁護できるのだろうか」
ビッグマッチで敗北
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズでは、パリ・サンジェルマンが勝ち点を積み重ねるのに苦労している。同クラブは26日(現地時間)に行われた第5節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-1で敗れた。 キム・ミンジェが値千金の先制ゴール! バイエルンがPSG撃破 第2節アーセナル戦(0-2)、前節アトレティコ・マドリード戦(0-1)に続く3敗目を喫したことでパリは現在25位に沈んでいて、決勝トーナメントにストレートインとなる8位以内確保は困難な状況になっている。 期待通りの結果を収められていないパリに対して、フランスの有識者からは批判が相次いでいる。1998年に自国開催でのワールドカップで優勝した時のメンバーの一人であるクリストフ・デュガリー氏もパリ、とりわけ指揮官のルイス・エンリケ監督に厳しい目を向けている。 「私は、4人のセントラルミッドフィールダーで中盤を構成し、さらにバルコラとデンベレという驚くべき2トップを配したバイエルン戦の布陣を理解することができない。どうやったらそんなことが思いつくのだろうか。私はあのようなフォーメーションでプレイしたことなど一度もない。エンリケは多くのアイディアを持っているが、それを選手達は理解していないし、惨めな状態になっていることは明らかだ。彼はあらゆる部分で間違っていた」(スペイン紙『Mundo Deportivo』より) 「今のチームには躍動感がない。何もかもが欠けている。攻撃に関しては全く持って無能であり、何もない。どうやったらルイス・エンリケのことを擁護できるのだろうか」 パリは、12月10日にリーグフェーズ第6節でザルツブルクと対戦する。この試合に向けて、早急な立て直しを必要としているのは間違いない。
構成/ザ・ワールド編集部